愛知県名古屋市編
ムロアジ節を混合する
だしときしめん
だしソムリエアカデミーの新企画「全国ご当地だし巡り」。全国にはその土地ならではの食文化があり、だしの文化も様々です。そこで本企画では、毎回一つの地域を取り上げて、ご当地のだしをご紹介。さらにここで紹介する商品を購入いただけます。
第二弾は愛知県名古屋市のご当地だしと麺をご紹介。
名古屋といえば、『なごやめし』といわれる独特の食文化があります。だしの生産地ではありませんが、愛知三河地方の豆味噌やたまり、みりん、酢など発酵文化と深い関係のある個性豊かな食文化の町です。
名古屋のだしといえば
ムロアジ節混合だし
愛知以外の地域では珍しいだし素材『ムロアジ節』。ムロアジ節単一のだしはあまり使われることはなく、サバ節や宗田かつお節の混合だしとして使われることが一般的です。
この地方でムロアジ節が使われる理由としては、かつお節よりは価格が抑えらたことや愛知県三河地方のたまり醤油との相性が良いからと、かつては言われていました。しかし、現在は原料のムロアジの漁獲量が減り、価格も上昇しているため、価格という側面は薄れているようです。
ムロアジ節単体の場合は、酸味も少なくマイルドで、アジの塩焼きを食べ終えた後味のような余韻があります。薄い味の印象もあり、他の節と混合すると、その個性は分かりにくくなりますが、ムロアジ節だしが入ると入らないでは、味わいが異なります。奥深いけれど、全体としては優しい味わいになります。酸味のあるだしが苦手な方には、このムロアジ節入り混合だしがオススメです。
きしめん
ムロアジ節の混合だしを使う、名古屋のご当地麺の代表的なものに『きしめん』があります。
厚さ1mmほどで幅は5mm位~2cm にも及ぶ幅広いきしめんを出すお店もあります。麺の特徴は主に2パターンあります。麺に厚みがあり、コシがしっかりある麺と麺の厚みがあまりなく、優しいのどごしの麺があります。トッピングもお店によって個性がありますが、かつお節の荒節薄削りをのせるところが多いです。
名古屋名物きしめんとその由来について
出典:農林水産省「うちの郷土料理」
愛知県をご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/kishimen_aichi.html
だしソムリエ限定名古屋のだしときしめんセット
【内容】
・麵だし⑥
(宗田かつお節、ムロアジ節、サバ節混合500g入り)
・きしめん 250g×2袋
(原材料:小麦粉・食塩)
【価格】3,800円(税・送料込み)
(尚、海外、離島の方は追加送料有)
販売者 株式会社ボニト (土日祝 休)
名古屋市中村区名駅3丁目18-3
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ホームページはこちら
https://www.e-bonito.com/company/
今回は特別にご家庭用として500gにてお届けします